不動産デベロッパーとのコレボレーションで、ガイドラインとなるデザインプランとオプションファニチャーを開発。
一家族の中でも子供の成長や独立など、生活環境はどんどん変化していく。生活の舞台となる住まいも時代に合わせて変化していく事が理想であるが、その都度リフォームをくり返していたのでは経済的にも負担が大きすぎる。
では必要最低限の住宅機能を残し、他をフリーにし、しかけを前もって用意することでフレキシブルな住まいが生まれるのではないだろうか。そんな住まいの提案である。
具体的には一定のリズムでアンカーを埋込むことで、スクリーンや壁面収納、襖などを自在に取付けや移動が可能になる。小割になった不変的な住まいではなく、豊かな共有空間や「けはい」の感じる仕切りは家族のコミュニケーションをも充実させてくれる事だろう。
将来対応の住戸プラン(工夫としかけによる変化)